こんにちは。現在3歳の息子を育てながら時短勤務でエンジニアをしているmyamoです!
突然ですが、子育て中のエンジニアさん、勉強時間ってどうやって確保していますか!?
エンジニアとしてキャリアアップしていくためには日々の勉強は必須。でも結婚して子どもができると、なかなか自分のペースで勉強時間を確保するのは難しいです。うちと同じくらいの小さなお子さんがいらっしゃる方は同じようにお悩みではないでしょうか?
かくいう私も、ついこの間までは体力と気力が削られるばかりでまともに勉強時間が作れず、エンジニアとしてのモチベーションは数年をかけて地のそこまで落ちていきました……
一時期は本気でエンジニアを辞めた方がいいんじゃないかとも考えました……
ですが、子どもが3歳を迎えて少〜〜しだけ手が離れてきたのをきっかけに、このままでは良くないよなぁと自分のキャリアについて考え直す余裕が出てきました。ものづくりは楽しいし、エンジニアは技術さえあれば食いっぱぐれることもなくリモート勤務やフレックスタイムでの勤務ができて女性でも男性と変わらない年収を目指せる素敵な職業です。
まだまだ思い通りに時間が使えることは少ないですが、できるところからもう一度、イチからエンジニアとして勉強しなおそうと覚悟を決めました。
今日は、そんな要領の悪い私なりに、子どもとの時間も大切にしながら勉強時間を捻り出すために工夫していることをいくつかご紹介しようと思います。
無駄な時間を減らす
「時間が欲しい!!」と思った時に気づいたこと。
それは「実は私、時間をめちゃくちゃ無駄にしてない?」ということです。
最初はX(旧:Twitter)を1日どれくらいやってしまっているんだろう?とアプリタイマーで計測してみたことが気づきの始まりでした。
結果は一日平均5時間!
体も心も疲れ切っていると、ついつい思考を放棄してスマホに手を伸ばしてしまいがちな私……
その時にスマホで何をしていたかというと「SNS、マンガ、ネットサーフィン」でした。そう、1日にぼーっと何時間もスマホを触っていたのです。
子育ての合間の貴重な時間を5時間も……
これはなんというかすごくもったいない!と焦りを覚えました。
気が散らないスマホにする
まず取り組んだのは「気が散らないスマホ」にすること。
どんな時にスマホを開いてしまうのか?それは「ブブッ」と通知が鳴った時。
手始めに、SNS、メール、LINE、その他全てのアプリの通知をほとんど全てOFFにし、どうしても必要なものはサイレント通知に移動しました。
また、ふと開いた時に無意識にSNSを開く癖を改めるため、勉強用のアプリと生活習慣の記録アプリ、地図アプリとカレンダーを除いて全て2枚目の画面にアプリを移動させました。
SNSなど時間を浪費してしまいがちなアプリにたどり着くまでのアクション数を増やすことで、心にブレーキをかけやすくなりました。
物理的にスマホと距離を取る
気が散らないスマホにしてみると、それだけでもスマホを見る時間はグッと減りました。加えて取り組んだのが、「物理的にスマホと距離を取る」こと。
仕事中、保育園からお迎えの連絡がいつきてもいいように机に置いていたのですが、ふと気になってスマホを見てしまうこともしばしば。
思い切って仕事中のスマホはサイレントモードにしてカバンの中にしまうようにしました。
もう一つ気をつけているのが寝る前。これは次に書く「生活リズムを整える」にも関係するのですが、寝室にスマホを持ち込んでしまうと寝る前にぼーっと何十分も触ってしまいがちでした。
今は寝る前に隣の部屋で充電器に繋ぎ、睡眠計測アプリをONにして隣の部屋に置いています。睡眠計測アプリをつけるのは、途中覚醒してスマホを見た時に、続けてスマホを見てしまわないようにするためです。
隣の部屋に置くと睡眠計測アプリでは正確な睡眠の質は測れませんが、寝室で何時間もブルーライトを浴びるよりはマシかなぁと思ってこの方法を続けています。
生活リズムを整える
次に取り掛かったのは生活リズムを整えることです。それまでは仕事が遅くなった日は遅く、早く終わった日は早く、など日によって寝る時間や勉強時間を確保する時間帯がまちまちでした。
小さな子どもの子育てをしていると「スケジュール通り」に動くのはとっても難しいです。同じ言い方をしていても子どもは言う事を聞いてくれたり聞いてくれなかったり。こちらが「何時に何をする」と決めてもなかなか思い通りに行かず、ここ数年で家での時間をスケジューリングすることをすっかり諦めてしまっていました。
それでも成長期の子どもにはできるだけ規則正しい生活リズムを身につけてほしいですし、自分も安定して自分のための時間を確保したい……
いくつか工夫をすることで段階的に生活リズムを整えることに成功しつつあるので、そのやり方を共有したいと思います。
声かけのタイミングとデッドラインを工夫
毎日同じように「19時半になったからお風呂に行こう」と声掛けしても、子どもがすぐその気になってお風呂に入ってくれる日もあれば、もう少し遊びたいと言ってうまく行かない日もあります。
しかし、1〜2歳の理不尽なイヤイヤ期をやっと過ぎた現在、声かけのタイミングに気をつければ時間通りに動けることも少しずつ増えてきました。うちの子の場合、この時間に動く!と決めた30分前暗いから「○時になったら、おしまいにしようね」「このアニメのお話1話見終わったら、お風呂に行こうね」と予告して何度か同意を取っておく方法がかなり有効です。
それでも毎回何時にきっかり動く、というのはやはりまだ難しいので、開始時間に少し幅を持たせてデッドラインを設定することにしました。
例えば、「19時半になったらお風呂に行く」は難しい日も多いのですが、「19時半から20時の間にお風呂に向かう」とすれば猶予期間がある分成功率が上がります。
声かけを「スタート」するのを19時として習慣化し、最悪20時までにお風呂に入れればいいと思っていれば、親としても気が楽だし、こちらに余裕が生まれるからなのか子どもがすんなり言うことを聞いてくれることも増えました。
曜日ごとに大まかなタイムスケジュールを設定
デッドラインまでに動けることが増えてきたころ、取り入れ始めたのが「曜日ごとに大まかなタイムスケジュールを決めてしまうこと」です。
デッドラインを決めている日常習慣をカレンダーアプリに登録し、曜日ごとに調整する感じです。
画像はプライバシー保護のためフェイクも入っており、文字も見づらくなっていますが、主に
- 自分が起きる時間
- 自分が身支度する時間
- 勉強時間
- 保育園への送迎時間
- お風呂の時間
- 寝かしつけの時間
を登録しています。
何を登録するかは人やご家庭によっても変わるかと思いますが、「ほぼ毎日こなす事で、ここを外すとリズムが崩れてしまう」と思うイベントを登録しておくと、習慣にしやすいかなと思います。
私はかなり大雑把な性格なので、予定もあくまでざっくり。
子どもが関わるとさらにイレギュラーも発生しやすいので、あくまでリズムを整えるために押さえておきたいポイントを見える化するために登録しています。
家族全員の目に触れやすいよう、ホワイトボードなどアナログなツールを使うのもアリかも!
イレギュラーをif-thenプランニングしてストレス減
時間を作りたい、ちゃんと勉強を習慣化したいと思った時に出会ったのが、「if-then プランニング」という手法です。
事前に「こうなったら(条件、if)」「こうする(行動、then)」とはっきり決めておくテクニックのことで、ただ「このタスクをやるぞー!」と決めた時と比較して、実行できる確率が2〜3倍も高くなるそうです。
Googleカレンダーでデッドラインを見える化したのもこのif-thenプランニングのうちなのですが、「何もかも予定や条件を書き込むのは正直だるい!」と面倒くさがりの私は思ってしまいました……
そこで、イレギュラーは数も少ないだろう!ということで、よく起こりうるイレギュラーが起きた時の対応決めておいて、頭で覚えておくようにしています。(覚えておく方がしんどい、という方はもちろん書き出しておいてもいいと思います!)
例えば、
- 「朝早起きできなかったときは、お昼ご飯を簡単なものにして昼休みに少し勉強しよう」
- 「子どもが体調を崩したら、無理に勉強時間を作ろうとせず、看病に集中しよう。でも寝る時間と起きる時間はできる限り固定しよう」
- 「子どもが一人遊びに集中していたら、少しだけ本を読み進めよう」
- 「本で勉強する気になれないor時間が取れないときはYoutubeや動画講座で音声だけでも流して勉強しよう」
といった感じです。
頑張るぞ!勉強するぞ!と意気込んでいても、どうしても疲れてやる気になれなかったり、子どもの体調の都合で時間が取れなかったりといったマイナスのイレギュラーは絶対発生します。
そんなモチベーションが落ちてしまいそうなイレギュラーが起こった時の対応は、普段からこうしようと決めておくことで、また元の状態に戻った時にやる気や習慣化したことも復活させやすいです。
また、ラッキーなイレギュラーや隙間時間が発生した時の対応も決めておくと、自分にとってのボーナスポイントに感じられて、有効に時間を使えたりします。
まとめ
今回は、要領が悪いと言われ続けたワーママの私が、時間を捻り出すために工夫していることを共有させてもらいました。
全部の根っこにあるのは「無理せず続けるにはどうしたらいいか」という考えです。
思い通りにいかないことや投げ出したくなることもたくさんありますが、10出来なくても全て0より1進めた方がマシ!の精神でこれからも工夫しながら時間を作っていきたいと思います。